顧客インタビュー:Amplitude Japan

RYZEがこれまでに採用支援した事例・実績をご紹介します。
インタビューを通じ、採用の課題があるお客様がどのように弊社の採用サービスをご利用いただいているのかをご覧いただけます。

Amplitude Japan

企業名:Amplitude Japan https://amplitude.jp/ 
業種: IT(データ分析プラットフォーム)
従業員数:全世界 700人 日本支社 8人(2025年1月)


インタビューさせていただいた人
Aron Dreis 氏 
役職
APJ Principal Recruiter
(アジア太平洋日本地域・主任採用担当者)

Amplitude (アンプリチュード)にてAPAC主任採用担当者であるアーロン・ドレイス氏にオンラインでインタビューをさせていただきました。AmplitudeはWebおよびアプリのサービス改善を強力に支援するための世界No.1のプロダクト分析ツールを提供しており、米国、ヨーロッパ、アジアと世界中でビジネス展開しているNASDAQ上場のグローバル企業です。
RYZE設立以前から弊社メンバーがアーロン氏の採用業務のサポートに6〜7年携わっており、今回のインタビューにも快諾して頂けました。

【日本での採用課題
・LinkedInの普及率が低く、ダイレクトリクルーティングが難しい。
・日本の求人サイトは高品質な候補者を見つけるのに効果的でない。
・特に企業営業リーダーシップ(管理職)やニッチなポジションが採用困難。

人材紹介会社の利用状況
・アーロン氏は、迅速な採用や難易度の高いポジションのためにRYZEのような人材紹介会社を主に利用。
・転職サイトよりもエグゼクティブサーチのサービスを好む。理由は、転職サイトは信頼できる人材が少なく、手動での作業が多く時間がかかるため。
・質が最優先事項であり、RYZEは採用条件に深くマッチした適性の高い人材を紹介してくれるので信頼して仕事を任せられる。

【RYZEのサービスが良かった点
・クライアントのニーズを理解し、マッチ度の高い候補者のみを紹介してくれるので、時間を節約できる。
・長年の協力を通じて、質の高い候補者を提供する信頼性がある。

インタビュー

本日はお忙しい中、貴重なお時間ありがとうございます。アーロンさんはRYZE設立以前からウィリアムと長年のお付き合いのある大切なお客様です。最近では日本支社の社員を採用していただきましたAmplitudeに入社される前にZoomにいらっしゃったと伺いましたが、その時にフランシス・チャンさんを通じてRYZEのメンバーのことを紹介していただきましたね。

アーロン:そうですね、彼らがRYZEを立ち上げる以前、私の知人の繋がりを通じて紹介されたのですが、会社というよりはビルとデイビッドの2人の個人のお人柄や能力が評価されていたからでした。2人が前の会社にいた時、Zoomで一緒に仕事をしました。つまり、私はずっとビルとデイビッドの活躍を見守ってきた形になります。その後、彼らが独立したんです。

最初に利用されたのは日本での採用ですか?どのようなポジションを採用されましたか?

アーロン日本での採用で主に営業、セールスエンジニア、マーケティングのポジションでした。

今後の採用予定はどのようなポジションを想定していますか?

アーロン主に法人営業のリーダーシップの職種や、特に採用が難しいニッチな職種ですね。Amplitudeに限らず、同規模の中小の外資系企業に共通する課題だと思います。

人材紹介会社を探すというより、むしろ人材紹介会社側から連絡を受けることが多いですか?

アーロンAmplitudeに入社した際、予算があって人材紹介会社を使う必要がある役職がある場合、まず最初にRYZEに連絡しました。Amplitudeには私が入社する以前から契約していた人材紹介会社がいくつかありました。Zoom時代は違っていて、RYZEと初めて仕事を始めたのがその頃です。現在では、過去6か月間に利用した人材紹介会社が3つほどあり、その中に RYZEが含まれています。他にも契約はあるものの、積極的には使っていない人材紹介会社が2~3社あります。

そうなんですね。ありがとうございます。
ところで採用したい質の良い候補者は、必ずしも積極的に転職活動をしているタイプの求職者ではないということでしょうか?LinkedInアカウントを持っていても頻繁にログインしていない、ということが影響しているのですか??

アーロン:その通りです。日本市場は特別です。他の地域ではLinkedInが普及しており、代替プラットフォームも1つか2つはあります。日本ではLinkedInが最も優れた選択肢ですが、その普及率はまだ低いです。他の求人サイトや転職サイトもありますが、あまり使い勝手が良くありません。使えないわけではありませんが、私やチームにとっては手作業が多すぎます。その代わり、同じ予算でRYZEのようなパートナーにお願いした方が効率的です。

転職サイト経由で集まる候補者は、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンティング)で見つけた候補者に比べて、不安定であったり、適性が低いことが多いということでしょうか?

アーロン:その通りです。また、関連性のないスキルや経験などバックグラウンドの候補者が多いですね。

エグゼクティブサーチ会社を選ぶ、または継続して利用する際、やはり「質」が最優先で、採用する職にあまり条件が合わない職務経歴書で埋め尽くされるのは避けたいとお考えですか??

アーロン:その通りですね。エグゼクティブサーチを利用する理由は通常2つあります。「スピード」と「難易度」です。急なポジションが開いた場合や、自力で埋めるのが困難なポジションがある場合です。これが主な理由です。
また、もう一つの利点は時間の節約です。良いエグゼクティブサーチは、候補者を事前に適格審査してくれるので時間を節約できます。RYZEについては、彼らが私の時間を無駄にしないと分かっています。どんな候補者が適しているかを理解しており、適格な候補者のみを送ってくれるからです。

これは要件をよく理解せずに職務経歴書を大量に送ってくる人材紹介会社との大きな違いですね。

アーロン:その通りです。

「日本最大の人材データベースを持っています」というような主張をする人材紹介会社もありますが、それが本当に意味があるとは限らないということでしょうか?

アーロン:そうですね。そのような売り文句を掲げることはありますが、それが実際に役立つかどうかは別問題です。

御社では、人材紹介会社の選択を本社管理していますか?それとも、人材紹介会社の選択はアーロンさんが裁量権を持っているのでしょうか?

アーロン:両方ですね。私はAPJエリア(アジア太平洋日本地域)で唯一の採用担当者なので、かなり自由度があります。ただし場合によっては、カントリーマネージャーやAPACリーダーからすでに繋がりのあるネットワークの中の誰かを使うよう求められることもあります。今年はそのようなつながりで数社を利用しましたが、必ずしも私の第一選択ではありません。。。

RYZEのサービスを利用する際にその決定を社内で説得する必要がありましたか?それとも、自由裁量に任されていたのでしょうか

アーロン:説得はある程度必要でした。特に契約プロセスが厳しいので。ZOOM時代には、人材紹介会社の契約に6か月もかかることがありました。Amplitudeでは、標準的な契約でも3〜4か月かかります。そのため、契約する価値のあるエージェンシーでなければならないのです。ZOOM時代には、定期的に提携している人材紹介会社を評価し、継続利用するかどうかを決定していました。その中でRYZEは常に際立っていました。

そうなんですね。RYZEを優先していただき非常にありがたいです。
契約プロセスが長期化する理由の一つは、例えばキックバック防止などのコンプライアンス的な側面があるのでしょうか?

アーロン:そうですね、それもあります。ただ、もう一つの理由は担当部署のキャパシティ不足です。調達チームは通常、売上につながる営業関係の契約を優先するため、採用関連の契約は後回しにされがちです。これが一つの課題になっています。

最後に、RYZEに関するフィードバックがあれば教えてください。

アーロン:まとめるとすれば、RYZEの最大の強みは「私の時間を無駄にしない」という点です。多くのエージェンシーは要件を理解せずに履歴書を大量に送ってきますが、RYZEは必要な人材を理解し、適格な候補者だけを紹介してくれます。

本日は貴重なご意見とお時間をいただき本当にありがとうございました

アーロン:こちらこそありがとうございました。良い一日を。