ヘッドハンティングについて

一般的な人材紹介会社とヘッドハンティング会社の違いは何ですか?

第一の違いはターゲットにする候補者が求職中か、そうでないかの違いとなります。一般的な人材紹介会社では、転職活動中の求職者が仕事とのマッチングを行う会社の人材紹介サイトに登録します。ターゲットとなるのは就労人口の約5%といわれています。

一方弊社のようなへッドハンティング会社は、お客様企業のご要望に応じて就労人口全体の中からベストな候補者を探し出し、こちらからアプローチしていきます。ターゲットは主に求職中でない候補者です。求職者に限らず日本中から最適な候補者を探し出し、採用することが可能です。リサーチャーとコンサルタントがチームで連携し様々な方法で潜在的な候補者を広い市場から探し出して、企業様へご紹介します。

第二の違いは、候補者重視かクライアント企業重視かの違いです。一般的な人材紹介会社は、求職者に複数の企業を提案しマッチングを行い、そのうちの1社に採用されることを目的としています。そのため企業側にとっては採用の成功率が低くなる傾向があります。一方でこの様なシステムは、候補者が興味を抱きやすい有名大企業には有利と言えるでしょう。

一方ヘッドハンティングは、クライアント企業の採用プロセスに強くコミットするカスタムメイドなサービスといえます。採用後に即戦力となる最適な候補者を日本中から見つけることに注力しサーチを行います。採用のプロフェッショナルが候補者の適性を見極め、御社の魅力を伝え、興味を持ってもらい、条件交渉し、候補者の退職までをフルサービスでサポート致します。この様なシステムのため、特に採用が難しいポジションや有名企業でない企業様にはヘッドハンティングが適しています。また同時に企業様の採用の大部分をアウトソースできるので、採用にかける手間や時間をかなり削減できるメリットもあります。

このような違いが、一般の人材紹介よりもヘッドハンティングの方が成功率が高い理由となります。

ヘッドハンティングはどのような場合に効果的ですか?

通常のエージェントや社内リクルーターでは適切な応募者が少ない職務には、ヘッドハンティングが効果的です。後任者や新規事業の立ち上げなど、機密性の高いポジションにはヘッドハンティングをお勧めします。また、優秀な人材の確保が難しい場合や、社内採用ではリーチできない、あるいはリーチすべきでない優秀な人材を獲得したい場合にもヘッドハンティングは適しています。

ヘッドハンティングのデメリットは何ですか?

データベースから能動的な求職者を紹介する登録型の人材紹介サービスに比べて、ターゲットとなる候補者を特定するためのリサーチに時間がかかります。また、契約時点では転職の意思がない候補者に移籍を促す場合、その企業への決断と転職を確実にするためには、より多くの労力と配慮が必要となります。また、受動的な候補者が職責を移すのにも、より多くの時間を要することがあります。しかし、能動的な求職者よりも受動的な候補者への投資は、コミットメントとビジネスインパクトという点で、通常は必ず報われます。

RYZEのサービスについて

難しい採用にも対応してますか?

はい、難しい案件こそ弊社の得意分野であり実績も多数ございます。
当社のサーチでは外資系イノベーティブ企業のエグゼクティブや営業、技術職などを中心とした、採用難易度の高い求人の依頼が比較的多く、その対応実績が豊富ということにあります。

弊社のヘッドハンティングサービスは、広告や転職サイトなどで候補者を多数募って求人とマッチングするものではありません。お客様が求める人材のプロファイルに沿い、多様なサーチ手法を駆使して転職市場以外からもピンポイントで候補者を探し出し採用案件を紹介するものです。多くが現職で活躍中の転職活動をしていない候補者をターゲットにしているため、転職サイトからの多数の企業からのプローチが少なく、難易度の高い採用でも高い確率で採用を多数実現しております。

通常の採用手法では求める人材が採用できない場合や、より優秀な人材の獲得を目指し新たな採用方法をご検討の場合は、業種や職種にかかわらずご相談下さい。

ライズの候補者は、他のヘッドハンティング会社と何が違うのでしょうか?

私たちの強みの一つは、コンタクトできる候補者の範囲が広いことです。

ヘッドハンティング会社は契約している採用企業からは候補者の引き抜きはできません。つまり大手ヘッドハンティング会社は多くの大企業と契約をしているため、候補者を探していけないオフリミット(立ち入り禁止)の範囲が非常に大きくなります。しかし私達はGAFAMのようなビックテック企業と契約していないためアプローチできる候補者の範囲が広く、より広い労働市場から選りすぐりの最適な候補者を探し出すことが可能です。

一般的には大規模な会社の方が市場を独占しやすくお客様にもメリットが多そうに見えますが、ヘッドハンティング業界の場合は必ずしもそうではありません。むしろ、採用企業様にとっては私達のようなオフリミットの小さい会社の方が広い範囲から最適な候補者を探せるメリットがございます。

転職するつもりのない人を説得することはできますか?

求職中でない候補者へのアプローチは、私達の情熱であり、得意分野です。
私達はエグゼクティブサーチ業界での優れた実績と長い歴史を持ち、一般の人材紹介会社よりもはるかに高い成功率を誇っております。詳細については、当社のコンサルタントがご説明させていただきます。

サーチ開始から内定オファーまではどのくらいかかりますか?

平均的には、ゼロから始めてオファーの段階まで約2ヶ月、辞職期間にさらに1ヶ月かかります。ですから、候補者が御社に入社するまで、平均して3ヶ月かかります。タイミングは、サーチの難易度、社内プロセス、個人のタイムラインによって異なります。しかし、すでにターゲットとなる候補者が決まっている場合には、フルサーチに比べて約1ヶ月の期間短縮が可能です。

社名を伏せての採用活動やサーチは可能ですか?

はい、秘密裏にサーチを行うことは可能です。私たちはこの分野で長年の経験を積んでいますが、クライアントによっては、サーチを秘密にするよう依頼されることもあります。

その理由は様々で、役職の性質上、公開した場合のデメリットの方が大きくなります。典型的な例としては、新規事業やサービスの立ち上げ、経営幹部の交代などが挙げられます。このような募集は、企業のホームページや求人サイトへの求人掲載など、公の場での掲載には適していません。そのためこのような機密性の高いサーチに適していない一般の人材紹介会社に任せることは容易ではありません。

私たちは機密性の高いサーチを非常に繊細に扱い、候補者と接触する際に企業様の名前を公表することはありません。候補者がこの仕事に興味を持ち、企業様との面談を希望した場合に、機密保持の約束とともに、お客様の企業名を開示しております。

紹介してもらった候補者のキャンセルは可能でしょうか?

もちろん、候補者の採用プロセスをキャンセルすることは可能です。お声かけをした候補者と企業様が面談をしても、その時点では内定は確定しておりません。ヘッドハンティングの最終的な成功は、候補者が移籍後に定着して活躍されることです。その為にもご面談で両者が理解し合い、十分にご納得したうえで採用・転職されるよう努めております。弊社のヘッドハンティングはこちらから候補者に一方的にコンタクトしていくものであり、求職者が求人募集に応募する場合とは転職の質とては異なるものです。

面談は企業にイニシアティブのある選考ではなく、ご両者が対等な立場でお互いを理解し合う大切な情報交換の場となります。その過程で企業と候補者とがご転職後に長く活躍するイメージを持てないのであれば以降の交渉は見送ることは重要な決断となります。

逆に対等な立場で繰り返された面談の末、お互いを理解し合って採用に合意した場合は転職後のギャップがほぼない状態になっているため、ヘッドハンティングの転職後の定着率は99%と非常に高くなっています。

採用した候補者が短期間で退職した場合、返金されますか?

弊社では返金規定を設けており、万一候補者が入社後一定期間内に退職した場合、返金対応させて頂いております。詳細な期間や返金額についてはお客様によって違いますので担当者に直接お問い合わせ下さい。

ただ、実際にご返金に応じた実績はほぼございません。当社では就業開始から6ヵ月以上経過した全人材の就業状況の調査を定期的に行っております。その結果、ヘッドハンティングをされた候補者様が転職後に離職する率は1%以下と極めて低いです。

ヘッドハンティングの最終的な成功は入社された候補者様が職場に定着してご活躍されることですので、その点を特に重視して企業様と候補者様との相性を精査し慎重にマッチングしてしております。万が一の保証として返金規約は設けておりますが、そもそも離職はほぼございませんのでご安心いただければと存じます。

ウェブサイトに掲載されている以外の業種や職種にも対応してますか?

はい、対応してしております。
テクノロジー関連企業であれば、基本的にどのようなポジションでも対応しております。技術系以外の企業でのポジションをお探しの場合は、提携のヘッドハンティングパートナー企業を通じて法務や金融など他業界のお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

RYZEの採用サービスは外資系企業だけですか?

日本企業、外資系企業を問わず、採用案件のある様々な企業様に当社のサービスをご利用頂いております。

日本以外の国でもサービスを提供していますか?

場所を問わず、日本だけでなく世界中でサーチを行っています。アジア太平洋地域のお客様からのご依頼も多くあります。また、最近はテレワークが進んでいることもあり、東京以外の地域や海外からの候補者も増えています。