一般的な人材紹介会社とヘッドハンティング会社の違いって何?

採用担当者が外部に採用を委託する場合、ヘッドハンティング会社と一般の人材紹介会社、どちらをどう使い分けるのが良いのでしょうか?
採用条件によりけりですが、二つを上手く使い分けて採用効率を上げたいというお声をよく伺います。

このページでは一般的にはわかりにくいRYZEのようなヘッドハンティング会社(もしくはエグゼクティブサーチ会社)と、一般的な大手の人材紹介会社の違いを説明させていただきます。

1:採用対象

一般的な人材紹介会社
広い職種や業界をカバーし、経験者から若手、ミドル層まで幅広い候補者が対象。
主に転職市場に出ている「転職希望者」を中心にサポート。

ヘッドハンティング会社
経営層や管理職以上、もしくは専門性が非常に高いポジションなどハイキャリア人材が主な対象。
求人サイトに登録していない、現在転職市場に出ていない「潜在的な候補者」(いわゆる現職中で優秀な人材)もターゲット。

2:アプローチ方法

一般的な人材紹介会社
・求人情報を公開し、それに応募した候補者や、自社サイトのデータベースに登録している候補者からマッチング。
・主に「求人に応募してくる候補者」をベースに、企業のニーズに合った人材を紹介。

ヘッドハンティング会社
・求人を公開せず、企業の要望に応じて個別にリサーチを行い、該当する候補者に直接アプローチ。
・ヘッドハンターが候補者に直接コンタクトを取ることが特徴。

3:採用プロセス

一般的な人材紹介会社
・迅速かつ効率的なマッチングを重視し、短期間での採用を目指す。
・スクリーニングはあまり厳密にせず、多数の職務経歴書を採用企業に送るケースが多く、採用担当者の負担が大きくなりやすい。
・1人の候補者に対して、多くの求人案件を紹介するため、有名企業での採用が決まりやすくなる傾向がある。よって、知名度の低い企業や中小企業に不利になりやすい。

ヘッドハンティング会社
・時間をかけてリサーチを、適合性の高い候補者を見つけ出す。
・スクリーニングで少数に絞るので、少数の職務経歴書を採用企業に送るため、採用担当者の負担が少ない。
・企業の採用ごとに候補者を探し出して求人を紹介するので、候補者が他企業との面接をしていない場合が多い。
・ヘッドハンターが候補者の意思確認や条件交渉をサポートしつつ、採用企業の良いところも伝わりやすい。よって、知名度の低い企業や中小企業でも採用がしやすい。

4:採用料金について

一般的な人材紹介会社
・成功報酬型が一般的で、採用された候補者の年収の20~30%程度が報酬。
・幅広い職種で利用可能。

ヘッドハンティング会社
・成果報酬型が多いが、採用の難易度によって一定料金プランやリテーナー型(一部前払い型)が選べる。
・一般の人材紹介会社よりも一件の採用にリサーチとスクリーニング共に時間をかけるため、ミドルクラス以上や高度な専門職など高収入層の採用案件を取り扱うケースが多い。
・報酬は候補者の年収の25~50%が一般的。より職責の大きい役職の採用で企業組織に与える影響が大きく採用にかかる料金が多少高くても採算が取りやすく、採用を投資と考える外資系企業の依頼が多い。

一般的な人材紹介会社の採用とヘッドハンティングの違いについて説明させていただきました。
もし管理職以上や専門職の採用でお困りでしたら、一度RYZEまでご相談いただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。