1：採用対象

一般的な人材紹介会社

広い職種や業界をカバーし、経験者から若手、ミドル層まで幅広い候補者が対象。
主に転職市場に出ている「転職希望者」を中心にサポート。

ヘッドハンティング会社

経営層や管理職以上、もしくは専門性が非常に高いポジションなどハイキャリア人材が主な対象。
求人サイトに登録していない、現在転職市場に出ていない「潜在的な候補者」（いわゆる現職中で優秀な人材）もターゲット。

2：採用プロセス

一般的な人材紹介会社

• 公開求人や自社データベースへの登録情報をもとに、応募のあった候補者からマッチングを行う。
• 迅速かつ効率的なマッチングを重視し、短期間での採用を目指す。
• スクリーニングは比較的緩やかで、多数の職務経歴書を採用企業へ送付するため、採用担当者の負担が大きくなりやすい。
• 1人の候補者に対して複数の求人を紹介する傾向があり、有名企業での採用が決まりやすい一方、知名度の低い企業や中小企業には不利になることが多い。

ヘッドハンティング会社

• 求人を公開せず、企業の要望に基づいて個別にリサーチを行い、適合性の高い候補者へ直接アプローチする。
• 綿密なスクリーニングを行い、少数精鋭の候補者のみを紹介するため、採用担当者の負担が少ない。
• 各採用案件ごとに候補者を探すため、他社との並行選考が少なく、採用成功率が高い。
• ヘッドハンターが候補者の意向確認や条件交渉をサポートし、企業の魅力を丁寧に伝えることで、知名度の低い企業や中小企業でも採用につながりやすい。

3：採用料金について

一般的な人材紹介会社

• 成功報酬型が一般的で、採用された候補者の年収の20～30％程度が報酬。
• 幅広い職種で利用可能。

ヘッドハンティング会社

• 成果報酬型が多いが、採用の難易度によって一定料金プランやリテーナー型（一部前払い型）が選べる。
• 一般の人材紹介会社よりも一件の採用にリサーチとスクリーニング共に時間をかけるため、ミドルクラス以上や高度な専門職など高収入層の採用案件を取り扱うケースが多い。
• 報酬は候補者の年収の25～50％が一般的。より職責の大きい役職の採用で企業組織に与える影響が大きく採用にかかる料金が多少高くても採算が取りやすく、採用を投資と考える外資系企業の依頼が多い。

一般的な人材紹介会社の採用とヘッドハンティングの違いについて説明させていただきました。
もし管理職以上や専門職の採用でお困りでしたら、一度RYZEまでご相談いただければ幸いです。